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展覧会・常設展示

 白帝文庫歴史文化館(城とまちミュージアム内)にて、年1回特別展を、年1~2回企画展を開催しています。企画展・特別展以外の期間には、「犬山城と城下町」のテーマで所蔵資料を公開しています。

■現在の催し

特別展「犬山城 ー公園から始まる新たな歩みー
令和6年10月30日(水)~令和6年12月3日(火)

 これまであまり語られなかった、犬山城の近現代の歴史を取り上げ、115件の資料を通してごらんいただきます。
 展覧会の詳細はこちらのPDF(チラシ)をご覧ください。
<チラシ>特別展犬山城-公園から始まる新たな歩み-

 


■過去の展覧会

特別展「家康・秀吉と成瀬正成
令和5年7月22日(土)~令和5年9月3日(日)

 犬山成瀬家初代の成瀬正成は、幼いときから徳川家康に仕え、天正12年(1584)の長久手合戦で初陣を飾りました。その後、武者ぶりが秀吉の目に留まりスカウトを受けますが、あくまで家康のもとにとどまります。のち、家康政権の年寄、尾張藩付家老を務め、生涯をとおして家康への忠誠を貫きました。本展では、小牧・長久手の戦いで秀吉が使ったと伝える風呂道具や、秀吉と正成の接点を示す鎗、家康から正成が拝領した刀剣などを一堂に展示し、家康・秀吉との関わりをとおして成瀬正成の生涯を探りました。

特別展「城主のお道具-由緒と伝来-」
令和4年10月26日(水)~12月6日(火)

 犬山城主成瀬家に伝わった名品は、大きく分けて、将軍家や尾張徳川家からの拝領品と、先祖伝来品があります。そのなかには、台帳や蔵帳、箱書、鑑定書や伝記などから入手経路・取り扱い方がわかるものも含まれています。本展では、名品とともに、これまでの展覧会では紹介できなかった由緒・伝来に関わる文献資料も合わせて展示しました。

 

企画展「殿様と文学 成瀬正勝」
令和4年4月21日(木)~5月24日(火)

 犬山成瀬家第11代当主の成瀬正勝(1906~1973)は、明治文学の分野で多くの編著をあらわし、東京大学教養学部教授などを務めました。愛書家としても知られ、昭和20年(1945)の空襲ですべての蔵書を焼失したのちも、再び収集に努めました。本展では蔵書や写真、同時代の犬山城に関する資料などを通して、犬山城の保存に努め、かつ評論家・文学者として一家を成した正勝について紹介しました。

特別展「犬山城主成瀬家の家臣たち」
令和3年10月28日(木)~12月2日(木)

 成瀬家の家臣団は、成瀬家から知行や俸禄を受ける直臣と、尾張藩が成瀬家に付属させた藩士である同心衆で構成されました。1800年前後の尾張藩軍制改革ののちは同心衆が成瀬家を離れ、直臣のみとなります。この成瀬家直臣団について、形成過程、軍事編成、居所、職務、学問・文芸などの面から紹介しました。

 

企画展「よみがえる文化遺産 ―修復と復元―」
令和3年4月21日(水)~5月26日(水)

 犬山城白帝文庫の所蔵品の中には、虫や湿気による損害、繊維の劣化などがあり、展示・公開がむずかしいものも含まれています。当文庫では大切な文化遺産の活用と継承のため、修復に取り組んできました。また、資料をもとに復元もおこなっています。こうした活動によってよみがえった文化遺産を一堂に紹介しました。

 

特別展「犬山城主の武威 ―成瀬家の武器・武具―」
令和2年10月29日(木)~12月2日(水)

 犬山城白帝文庫は旧犬山城主成瀬家に伝来した多くの武器・武具を所蔵しています。そのなかから主要なもの116件を「甲冑と旗」「刀剣・刀装具・弓・鉄砲」「馬具」と3つのコーナーにわけて紹介しました。

 

企画展「明智兼光と長久手合戦
令和2年7月16日(木)~9月8日(火)

 成瀬正成(のちの犬山城主)は天正12年 (1584)の小牧・長久手合戦が初陣で、4月9日の長久手方面での合戦で首級2を挙げました。合戦後に徳川家康から明智光秀の旧蔵と伝わる「脇指 明智兼光」を賜りました。本展ではこの脇指とともに、正成の活躍を描いた長久手合戦図も展示しました。

 

企画展「没後200年 成瀬正典とその時代」
令和2年6月1日(月)~7月14日(火)

 成瀬正典(6代城主)は、城と城下町を自らの手で守る体制を作るとともに、城下の産業振興を図りました。 尾張藩付家老としては特に藩主の後継者問題で力を振るいました。父譲りの書画の技も巧みで、また日蓮宗の熱心な信者でもありました。こうした正典の多面にわたる活躍を紹介しました。

 

■上記以前の展覧会

令和元年度
特別展 付家老のお仕事 ―家康が尾張藩を託した成瀬と竹腰―
企画展 没後400年 成瀬一斎
平成30年度
特別展 犬山城 ―城をめぐる人と歴史―
企画展 犬山藩の誕生
平成29年度
特別展 成瀬正成一代記
企画展 犬山城資料展
平成28年度
特別展 犬山・名古屋・江戸 ―城主の見た絵図―
企画展 長久手合戦と犬山
平成27年度
特別展 城主の装い
企画展 長篠・長久手合戦と成瀬家
平成26年度
特別展 犬山城と成瀬家 ―正成から正肥まで―
企画展 成瀬正肥とその時代
平成25年度
特別展 城主のおもてなし
企画展 絵図からみた犬山城
平成24年度
特別展 犬山城と城下町
企画展 成瀬家の武器・武具
平成23年度 企画展 犬山城の武器・武具
平成22年度
特別展 明治維新と犬山 ―犬山藩の誕生―
企画展 犬山城の構え
平成21年度
特別展 木曽川と犬山
企画展 文様 ―日本の伝統デザインー
平成20年度
特別展 犬山城主の武と美
企画展 秀吉と犬山城
平成19年度
特別展 拝領と献上 ―犬山城拝領390年―
企画展 長篠合戦図屏風
平成18年度
特別展
犬山城 ―城をめぐる歴史と天守創建の謎を探る―
企画展 成瀬正住とその時代
平成17年度
特別展 ―徳川御三家を支えた重臣たち― 付家老展
企画展 小牧・長久手合戦展
平成16年度
特別展 犬山城主成瀬家と犬山の文化財
企画展
犬山城白帝文庫開設記念 犬山城主の愛蔵品展